国民年金基金制度
第二号被保険者のサラリーマンやOLは、国民年金に上乗せされる厚生年金基金に加入しています。
その厚生年金基金加入者と、国民年金(老齢基礎年金)だけに加入している第1号被保険者(自営業者や農業など)を比べると、もちろんのこと受給できる年金額に差が生じます。
その年金額の差を埋めるために、平成3年4月に国会審議を経て、国民年金基金制度が創設されました。
この制度は、第一号被保険者が任意加入できるというものです。
ただし、任意で脱退ができず、第1号被保険者でなくなった時には加入資格なくなります。
もちろんその場合、それまで納めた分は、将来年金として受け取ることができます。
その国民年金基金には、地域型基金と職能型基金の2種類があります。
それぞれの基金は同じ内容で、任意加入する時に、どちらか1つを選択します。
地域型基金・・・他の都道府県に転居した場合に加入資格喪失
職能型基金・・・該当する事業、業務に従事しなくなった場合に加入資格喪失
加入資格がなくなった場合でも、加入資格のある国民年金基金へと引き続き加入すれば、これまでの掛け金で加入できるという特例もあります。
国民年金基金に任意加入するメリットには、少ない掛け金で始められることがあげられます。そして、余裕ができれば、加入後でも増額することができます。
さらには、掛け金が全額所得控除の対象となるので、所得税や住民税が低くなることです。
近年では、日本人の平均寿命の高さは、世界でもトップクラスになっています。
平均寿命の調査(平成17年)では、男性78.53歳、女性80.49歳になっていて、50年後には90歳を超えるのでは?という意見も出てきています。
そのような事情により、長い老後期間に備えることが重要になってきそうです。